幅広い適応性があり、収穫作業性の良い早生種
特性
平坦地での8月上旬播種で約95日で収穫となる早生種。
平坦地での11月~1月収穫、4月下旬~5月収穫、高冷地・冷涼地の初夏及び秋収穫の栽培に適する。
花蕾は濃緑色の豊円形で締まりが良い。
草姿立性で着蕾位置が高いので栽培管理や収穫作業が容易。
茎が太く、収量性がある。
花蕾に紫色(アントシアン)の着色が無い。
栽培のPOINT
高温時期の多肥栽培では茎に空洞が発生する場合がある。バランスの取れた肥料設計を行い、極端な肥効を避ける。
樹の出来が悪いと花蕾の品質が低下する場合がある。定植後の活着を促し、草勢を強めに維持することで良品多収に繋がる。
アントシアンレス品種なので肥料切れにより花蕾の緑色が薄くなる場合がある。収穫まで肥効を切らさないようにする。