2020年
第67回千葉県野菜品種審査会(ネギ・秋冬どり)
1等受賞
夏ネギから冬ネギまで使用可能・
夏越し率が高く、特に秋冬で高評価!!
・根の張りが強いので夏越しがスムーズ
・首締まり良好
・皮がむきやすく出荷調整好評
・濃緑色で葉はコンパクト
・湿害に強く作柄安定
【特性】
1、伸張・肥大性に優れる早生で黒柄草姿のF1品種です。そのため短い栽培期間で歩留まりの良い収穫が可能です。
2、葉鞘長、葉鞘径ともに斉一性に優れ、収穫時の青果高単価規格が多く、面積当たりの収量が上がります。
3、高温による草勢の衰えからの復活が早く、夏ネギ~冬ネギまでの幅広い作型で使用可能です。夏越し性に秀でます。
4、草姿は立性で作業管理が容易であると同時に葉は市販品種の中でも秀でた極濃緑色で収穫物のコントラストが映えます。
5、ヌルが少なく皮むき適性が高い。
播き時期
高冷地1-4月まき、7-12月どり
一般地11-4月まき、7-3月どり
暖地3-6月まき、7-2月どり
2020年2月18日千葉県横芝町で開催された第67回千葉県野菜品種審査会(ネギ・秋冬どり)一等特別賞。
8月6日定植ということで一番の酷暑期からスタートする厳しい作型でした。定植時の地温は50度にも達していたと。
夏越し中の欠株で補植した他社品種もある中、「大河の轟き」は補植せず、残存率は95%。他は補植を含めても75%のものもあったようです。
数多く残存したものの中でも秀品率(A品)は、大河の轟きが83%。 他品種は50%ほどのものもありました。
「大河の轟き」は分けつの発生もなく、品種の特長である、肥大性、伸張性を実証できました。今年の陽気で抽苔の発生も早いですが、「大河の轟き」は問題なし。
暖地の年明け収穫作型の産地にも広く使ってもらえる品種だと思います。
【栽培上の注意】
1、土壌病害、茎葉病害に対して強健ではありますが耐病品種ではありません。
耕種的な防除も心がけましょう。
2、晩抽品種ではありませんので春~初夏収穫では抽苔の危険性があります。
表示価格は、在庫限りの
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